フレディー/関西空港
id:ta-bowさんのブログで紹介されていた神戸在住のミュージシャン、フレディーの『関西空港』というミニ・アルバムを買いました。表題曲である「関西空港」はもちろん最高なのですが、ご息女であるアントワネット(愛称;アンちゃん)とのデュエット曲「ありがとう」も泣かせてくれますし*1、「ちょっと待って」のクラブ・ミックスもヤバいシンセがガン鳴りになっていてテンションがブチ上がりました。作詞・作曲・演奏、すべてフレディーによるものだそうで、まるでトッド・ラングレン、プリンス、ベックといった天才宅録ミュージシャンの系譜に連なるかのよう。
(「関西空港」のPV)「演歌とソウルの融合」=「エンソル」という新ジャンルをこの楽曲によって打ち出しているのですが、ヴォーカルの処理と言い、トラックメイキングのセンスと言い、Jポップ的なキメラ性とは一線を画したホンモノ感がビンビンに伝わってきます。全国区になって、今年の紅白あたりに出てくれないでしょうか。
*1:途中で、アンちゃんとお祖母ちゃんの電話でのやりとりが挿入されるのですが、ここスゴすぎ