sekibang 1.0

2012年1月3日まで利用していたはてなダイアリーの過去記事です。

夜っぽいー。えろいー。

 昨日、新幹線で東京に戻ってきたのですが、戻ってきて初めて行ったのが買い物。池袋についたのが8時50分で、東武HMVが閉まるのが9時だったため、急いで欲しかったCDをごっそりと買ってやりました。10分間で買ったCDは24枚。買ったものについては、いずれブログに書いていこうと思います。フジロックであえて観なかったUA×菊地成孔がとても良く、こればっかり聴いているのでなかなか他のCDを聴いていない、というのが現状なわけです。


 アートワークが「なんかECMっぽいなぁ…」と思ってしまい少し心配になったのですが、音は全く関係無いですね。ディレイ・エフェクト無しで、トゲトゲしい音色で歌謡曲風に吹かない菊地さんのサックスを私はこのアルバムで初めてまともに聴いた気がします。「僕は技術的にはかなりヘタクソですよ」と自分でおっしゃっていますが、なんだ、めちゃくちゃカッコ良いじゃないか。主要セクションはほぼ菊地成孔 Quintet Live Dubのメンバーだったり、他も知っている人たちで固められていてビックリするぐらい豪華。アレンジも良くて文句無し(7曲目のビッグバンド風アレンジがとても好き)。


 クラヴ的なものとジャズ的なものが混ざり合って素晴らしいエロスを成立させている…というのが全体的な印象。素晴らしいアルバムでした。