柏野雄太 『Python ポケットリファレンス』
Python ポケットリファレンス (Pocket Reference)posted with amazlet at 11.07.06(言語つながり……というわけでないのですが)技術的なことをまとまって勉強する時間が確保できるようになったので、Pythonをはじめてみました。Pythonについては、これまで「Hello World」ぐらいは触っていましたが、本格的に。とりあえず買ってみたのは、この『ポケットリファレンス』。想定読者は《すでにプログラミング経験があって、アルゴリズムや開発についてはそこそこ知っている人》ということなので説明は簡潔です。チンタラした導入部がなくかなり読みやすいのが好印象。半日ぐらいでだいたい1/3ぐらいは読み進められます。ただ、Python3.Xにも対応といいつつも、本の後半に3.Xの変更点が申し分程度に追加してあるだけなので、そこは本文内に織り込んで欲しかったところ。Pythonの導入方法について説明されている部分を鵜呑みにしてデフォルトエンコーディングの設定をすると、Python3.XではIDLEが起動しなくなりました。
それにしてもPythonの記述量の少なさといったら、COBOLなんかやらされていた身からすれば驚異的に感じられます。アイデアをすぐ実現できるような身軽さが素敵。