sekibang 1.0

2012年1月3日まで利用していたはてなダイアリーの過去記事です。

Caetano Veloso/A Foreign Sound

異国の香り~アメリカン・ソングス
カエターノ・ヴェローゾ
ユニバーサル ミュージック クラシック (2004-05-21)
売り上げランキング: 12665

 カエターノ・ヴェローゾの新譜がもうすぐ発売されるけれど、2004年の『A Foreign Sound』というアルバムを聴く(ディスクユニオンで840円だった!)。「異国の香り――アメリカン・ソングス」という邦題のこのアルバムは、カエターノ・ヴェローゾがジャズ・スタンダードやボブ・ディランニルヴァーナなどをカヴァーする、という内容。このブログでニルヴァーナをカヴァーしている映像を以前に紹介したけれども*1、全編にカエターノ・ヴェローゾの鬼才っぷりが爆発している感じが満載である。DNAの「Detached」(この選曲も異常だ)を弦楽オーケストラでカヴァーするなど、カエターノ・ヴェローゾという人がとんでもないジジイであることが分かる。↓はDNAのオリジナル版。