ダニエル・ラノワ『Here is what is』
Here Is What Isposted with amazlet at 08.04.19
ダニエル・ラノワというと「ブライアン・イーノと共同でU2のプロデュースをやっていた音楽プロデューサー」というぐらいの認識しかなかったけれど、友人に聴かせてもらったソロ名義での新譜はなかなか面白い作品だった。靄がかかったような深いリバーブ処理がかけられた彼の弾くスティール・ペダル・ギターの音は「ああ、これ『あの音だな』」と記憶を刺激してくれる。どうやらこれはラノワによる同タイトルのドキュメンタリ映画のサントラでもあるらしい(ブライアン・イーノとかU2も出演しているんだとか)。
映画の予告映像。途中で入ってくるインスト曲「Sacred and Secular」がもう絶品なんだけれど、アルバムだとこれがカントリー風のオルガンが入ってる「Joy」という短い曲に繋がっていて意外性のある展開にめちゃくちゃ痺れる。
ダニエル・ラノワの紹介とインタビュー映像。音程が不安げなピーター・ガブリエル、みたいな歌声だなぁ、と思う。