sekibang 1.0

2012年1月3日まで利用していたはてなダイアリーの過去記事です。

吉幾三


 青森は津軽出身、「俺ら東京さ行ぐだ」で知られる吉幾三*1が歌う『ゲゲゲの鬼太郎』。久しぶりに聴いたら結構スゴかったので貼り付けます。標準語で書かれた歌詞のテロップとはかけ離れた訛り。しかも絶対津軽弁ってこんなんじゃないと思う。このインチキ東北訛りにはなんか神話的な東北の姿が宿っている……(嘘だけど)。

 80年代の鬼太郎はEDも吉幾三(作詞・作曲もつとめている)。可愛らしい鬼太郎と猫娘のバックに描かれている妖怪の絵がマッドすぎです。私と同世代の人なら、これが結構トラウマになっている人も多いはず。特につるべ落としが怖すぎる……。

 訛りナレーションから美しいメロディに流れ込む「と・も・子」。冒頭で友川かずきを思い出してしまうのですが、歌の部分に入ると訛りがとれるってひどいよなぁ……。でも、このアレンジはかなり良い。

*1:ただの歌手ではなくシンガーソングライターだった事実を最近知って驚いた