新カテゴリ「墓標」について
ここに書かれているタイトルは墓標なのです。いつか誰か、墓地へさまよいこんだ人がなんの拍子にか墓標に刻まれた文字を判読しようとする、そのときのために刻んでおかなければいけない、そんな自己暗示的使命感。そしてここに書かれた墓標に興味を持ってしまった宿命の人は、きっとその墓を掘り起こす作業に取り憑かれることになるだろうと期待しているのです、わたしと同じように。そうでなければ数多の邦画の傑作が、墓地の闇へと消え去ってしまうのです。
2006-08-28 - 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ
以前に大変感銘を受けたエントリ。再び読み直しました。今後、時事性が全くない音楽や読書のエントリには「墓標」カテゴリに入れていきたいと思います。