「夜の現代音楽講習会 今夜はまるごとシュトックハウゼン」の内容について
http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20110406/p2
こちらのエントリにて既にお伝えしている「夜の現代音楽講習会 今夜はまるごとシュトックハウゼン」の開催日(7/17)が徐々に近づいてきております。すでにTwitterやFacebookなどでいろんな方々に広めていただいているおかげでなかなかの反響があり、当日がとても楽しみになってきました。本日はこのイベントについて続報をお伝えいたします。選曲・ゲストの松平敬さんと打ち合わせやメールなどを交わさせていただき、次のようなイベント内容になることが決まりました。
- 音源をただ垂れ流すのではなく、短いコメントや解説といったやりとりを挟みながら進行
- とりあげられるのはシュトックハウゼンの初期から晩年にかけての作品
- 超有名な曲であるがゆえにシュトックハウゼンに対しての誤解を招いていると思わしき作品は大胆にカットします
- あの電子音楽のあの素材といった秘蔵音源も聴けます
松平さんから選曲中のリストをご連絡いただきましたが、音楽だけで3時間を超えています。今回のイベントはこれまで一般にはまったく知られてこなかった、あるいは、全く理解されておらず、というよりも全く違って理解されてきた《戦後の現代音楽の大巨人》のイメージを洗い替える好機会となるでしょう。おそらくこのイベントに立ち会うことで、多くの人が「シュトックハウゼンはこれまでまったく聴かれていなかったのだ」と感じ、彼の音楽に改めて打ちのめされると思われます。
イベントのフライヤーはこちら。タワーレコード新宿Flags店の現代音楽コーナーや、ディスクユニオン新宿プログレ館(あともしかしたらディスクユニオン新宿クラシック館)にも置いてあります。フライヤーをイベント当日にお持ちいただいても、とくに特典はありませんが、もし当日、全身白またはベージュといった光溢れる感じのシュトックハウゼン・ファッションでご来場いただいた方には、私から一杯ドリンクをごちそういたしましょう。それでは、ごきげんよう。