sekibang 1.0

2012年1月3日まで利用していたはてなダイアリーの過去記事です。

大相撲秋場所初日

 場所前に例の大麻問題がありどうなるものかと大変心配だった大相撲秋場所が始まる。今場所は豊真将が休場しているのが残念だけど、把瑠都角界のディカプリオ。マジで似てる)が小結に昇進していて初日からいきなりドルジと対戦とか、ドルジは故障した左ヒジの調子がどうなのか?とか、大変見所が多い。把瑠都対ドルジはあっさりと把瑠都がいなされちゃってあんまり面白くなかったが、豪栄道とか千代大海とかが良い感じでスタートを切っていたので良かった。相撲協会の新理事長、武蔵川親方が「立ち会いの際は、ちゃんと両手をついてから始めるルールを厳しくしよう」とかなんとか言っていたせいか、なんか間合いの取り方がギクシャクしてる力士が多かったのが気になる。
 実況席での話題は「不祥事が続く相撲界をどうするか」が中心。今場所の幕間の時間はずっとこれについて語っていくらしい。今日は前理事長の北の湖親方が解説に呼ばれてたけど「しばらく静かにしてれば良いのになぁ……」って思ってしまった。粛々と取り組みが行われている間、アナウンサーが北の湖に意見を求めても「エッ?」とか聞き返してて(全然話を聞いていない)、大丈夫なのだろうか……と思った。
 今回の大麻問題とかわいがり問題を果たして「同じ不祥事」として論じて良いものなのだろうか、と個人的には感じる。確かにどちらも不祥事には違いないのだが、問題の本質はまったく異なっているような気がするんだよな……。前者は親方による指導や各力士の道徳についての問題だし、後者は相撲部屋というシステムがつい暴走してしまったことに問題があるのだろう(問題を犯した力士の親方の処分や、事件の隠蔽……などは協会の問題であってまた別問題だ)。それが同列で語られたり、「不祥事続きの角界はけしからん」と批難したりするのには違和感がある。今回解雇になった3力士はタイミングが悪かった……としか言いようがなく、結構可哀想だ(名前はあげないけど、かつて死亡事故起こした力士だっていたのに解雇にはされてない)。
 また、今日は舞の海が「力士の服装」についていろいろと言っていた。「Tシャツ姿で外出する力士はけしからん。相撲ファンは、浴衣を着た力士=お相撲さんというイメージを持っている。そういうファンの期待している姿を、伝統を守らなければならない」云々。言いたいことはとてもよく理解できる。でも「伝統は伝統だから守らなければいけない」というヘタレ保守的な論法には同意しかねる。