AGURA BOYZ JUSCOデモ倉庫開放
今月は先月よりもお互いの業務多忙度が高まっていたため、デモの在庫がたまらないかなぁ、と思いましたが、何曲か聴いていて「良いね」「良いな」というものがあったのでご紹介させていただきます。一曲目は「NEW ORDERみたいなのやりたいね、ピーター・フックみたいになんかベースがブイブイ言うヤツ」と言って作った曲「No Order」です。頼まれていないのに曲を作る、という意味で我々のアティテュードを真に表したタイトルだと思います。
「ダブっぽい感じで」。私の使用機材の中に高校生の頃お年玉で買ったBOSSのマルチエフェクターっつーのがあるのですが(ME-30という入門機種的なヤツ)、それをいじってたら好きな感じの音色ができたので録りました。ゆるく歪ませてリバーブたくさんかけて……で、たまに間にやさしくトレモロ挟んであげたりするとなんか良い感じにソフトな音色になる。これでゆっくりしたテンポのドラムに合わせてコード弾きを裏拍にいれると「レゲエっぽい雰囲気」が味わえるので楽しいです。
「ベトナム少女」。これは一昨日飲んで帰ってきたときに作った曲。なんか中途半端な感じだなぁと思ってあんまり気に入らず、投げやり気味に作ってたらミキシングとかし忘れてモノラル音源になっちゃったんだけども「これ、異様に昂揚するよ」とあざけり先生が気に入ったようなのでアップしてみます。作った当時のことを、あんまり覚えてません。
「サンソンカラスコ」。こちらは昨日の昼間ぐらいに作った曲。最近、会社の人とバンドを組みまして(メンバーは48歳、31歳と20代前半3人という濃いメンツ)、そこでストーンズとかストロークスとか曲が簡単なバンドの曲をコピーしてたりするんですが(みんな忙しい中よくやるよね……)、そういう“サイドワーク”からロックっぽいエッセンスを学んでます。ちなみにコピーバンドの練習はABJよりも真剣です。
「月の犬」。さっきできた7分半に及ぶ大作。最近のキーワードである「退屈感」を前面に押し出しつつフレーズを加えていったところ、私の中に眠るプログレ精神が目覚めて無駄に長くなりました。途中で全然違う曲になるので、ほとんどイエスです(嘘)。なんか作ってる間にムーンドッグのことを考えてたのでこのタイトル。