AGURA BOYZ JUSCO/「大人間ばんざい」
「これが本当のフリースタイル。日本語を間違えたり、つまりながらもとりあえずやっとけば良い気がします(あざけり先生)」。なんか魔ゼルな規犬みたいになっているけれど、強烈なラップを披露してくれた本人は全く知らずにやってくれたので、パクりではないです。むしろ、曲のタイトルに松本人志へのおもねりを感じて欲しいです。
我々は我々でつまり我々というひとつのかたまりではあるがそれは確固として別れた人間の集合体としての我々であり、人がなにか言った言葉をさかしげというか、すこし冷静で引いた目線から嘲笑するような調子ですこし批評した後に、「でも、俺も全然分かっていないしだめな人間だからね」と逃げを打つ、卑怯さにおいては日本第三百位ぐらいまでには入れるほどの卑怯な言葉を、それと意識せずに放つ事ができる。人間っていいな いいないいな つまり、我々は我々だ!ここに宣言する! 人間万歳!ビバラレボリューション!
なぜか読めないアトモスファ、まるでかぶったムスタファ・ヴァ。韻をよめもしないのにわざとできの悪いそれをこの空間に置いて、おもしろがっているのか、わざとかっこ悪い感じにして、「かっこ悪いっていうのも悪くないよな」なんていい感じに熟成された自意識と自己愛とか、よく分かりもしないのに難しげな言葉を放ってみる。放ってみるっていう言葉の使い方もどうかなぁ…… 我々はつまり、若返る家鴨の尾を追うものである! パワー2ザ・ピープルズチャンピオン!
なにも考えずにそれっぽい言葉をつなげていたら、自分でも意識しないうちにリアルにちょっとなぁ……っていう感じになったけれど、それはそれでもういいし、もう一回録ってみても良くはならないだろうから、これでいいか。車の車高を落としている人間に対して、以前は自分でも驚くほどに無駄だとか美意識がどうかとか考えてしまってびっくりしたけれど、最近では車高を落とすのもいいじゃないか!どちらかといえば落として欲しい。いや、私が落とそうじゃないかと言い出したいほどの気概である。どうしてこんなことを言っているのかさっぱりわからない。千代に八千代にハイネスサイネスサイゼリウム!