ドイツのユニークな戦争文学
短篇集 死神とのインタヴューposted with amazlet on 07.01.14
ドイツの戦後に(地味に)活躍したハンス・エーリッヒ・ノサックの短編集。戦中・戦後のドイツのつらい状況を描いたものなのだが、直接的にそれを描こうとするのではなくギリシャ神話やSFなどの世界を描きながらアレゴリカルに表現しようとしているのが面白かった。描かれた状況はかなり救われないのだが、どこかユーモラス。こういうタイプの「戦争文学」はちょっと他では読めないかもしれない。
短篇集 死神とのインタヴューposted with amazlet on 07.01.14
ドイツの戦後に(地味に)活躍したハンス・エーリッヒ・ノサックの短編集。戦中・戦後のドイツのつらい状況を描いたものなのだが、直接的にそれを描こうとするのではなくギリシャ神話やSFなどの世界を描きながらアレゴリカルに表現しようとしているのが面白かった。描かれた状況はかなり救われないのだが、どこかユーモラス。こういうタイプの「戦争文学」はちょっと他では読めないかもしれない。